『NAGOMI 和』は2013年、日独国際交流を目的として作曲家・柴田典子の呼びかけにより
国内外で活躍している演奏家達で結成された。
編成はソプラノ、フルート、ミュージカルソー、ピアノ等から成り、取り上げる作品は
メンバーの個性を生かした作品が多く、珍しいミュージカルソー(音楽用のこぎり)演奏のほか、
演奏される機会の少ないルネサンスフルートで奏でるルネサンス期のアンサンブルから
日本古来の曲にジャズの要素を融合させる等、現代の作曲家・柴田典子らが
独創的なアイデアで書き上げる作品まで実に幅広いジャンルを取り上げている。
アンサンブル名の『NAGOMI 和』は、古来より受け継がれてきた音楽の調和と
国を超えたお客様との出会い、憩いの空間を大切にしたいという想いから名づけられた。
日本を象徴する漢字「和」という一字に願いを込め、その響きを表現するために
「NAGOMI」というローマ字を添えたものである。
最初の海外公演は2013年12月、ドイツ最古の町、モーゼル川沿いにあるTrier市で開催された。
このTrier市のコンサートでは、日本の情緒豊かな曲や、訪問地モーゼル地方の曲を柴田の
作・編曲により演奏し、その演奏レベルの高さは観客からスタンディング・オベーションを受け、
翌日の新聞等のメディアでも大きく取り上げられた。
またこの時の演奏会の収益は、ドイツの恵まれない子供達を支援する団体「kinderschtzbund」
へ寄付する等、日独の国際交流にも貢献した。
翌2014年には関東公演、そしてドイツの仲間を招いてのコンサートや、
チャリティコンサート等にも積極的に参加。
同年、神奈川県のかなっくホールで関東を中心として活躍するコーラス・グループ
園-JOYと共催した難病と闘うこども達の為のコンサートでは
メイクアウィッシュ・ジャパンを通じ、演奏会の収益を難病の子ども達に届けた。
2015年11月~12月、独日Trier協会より正式招聘を受け、ドイツ四都市にて演奏会を開催。
ドイツ三大テノールでもあるThomas Kiessling氏との共演等、
『NAGOMI 和』の演奏は各地で絶賛され、多くの新聞にも取り上げられた。
この時の演奏会の収益も前回同様、ドイツの恵まれない子ども達を支援する団体
「kinderschtzbund」へ寄付。
2017年11月~12月、独日Trier協会より正式招聘を受け、ルクセンブルク、ドイツにて
二ヶ国四公演のコンサートツアーを開催。
ドイツ三大テノールでもあるThomas Kiessling氏との共演等、
『NAGOMI 和』の独創的な演奏は今回も各地で絶賛され、多くの新聞にも取り上げられた。このコンサートツアーの収益はロータリークラブを通じて世界の恵まれない子供たちに届けられている。
『NAGOMI 和』のコンサートでは、日本の歌をドイツ語で歌ったり、
日本ではなかなか取り上げられないようなドイツの地方愛唱歌を日本語で歌う等、
日本語、ドイツ語の持つ言葉の響きを体感して頂いたり、
ドイツの聴衆から寄せられるリクエストに応えた作・編曲、
プログラミングにも取り組んでいる。
また、ドイツのコンサート会場で子ども達への楽器体験をする等、
日独の文化交流にも力を入れている。
2017年11月27日、28日、29日、30日、ルクセンブルク&ドイツにて
二ヶ国4公演のコンサートツアーを開催しました。
2017年10月29日、世界的テノール歌手トーマスキースリング氏とのコンサート
(二回公演)を開催しました。
2016年10月13日、14日、世界的テノール歌手トーマス・キースリング氏とのコンサートを開催しました。
2015年11月28日、29日、12月2日、4日、ドイツ4都市にてコンサートを行いました。
2014年11月16日、関東公演を行いました。
2014年7月2日、大津ヴュルツブルグハウスにてコンサートを行いました。
2014年3月29日、Moselliedを録音しました。
2013年12月1日、ドイツ公演を行いました。